県道多気伊勢線を伊勢に向かって走ると 左手に西国霊場の観音さんが並んだ覆堂の見える場所があります 原大辻観音庵という尼寺の跡地で 石仏庵と呼ばれています
境内跡地に建つ原小集会所の横のいくつかのお堂の中の青面金剛さんです
三面六臂で頭上に日月をいただいています
右手に三叉戟と箭と剣 左手に宝輪 弓 人
踏みしめた鬼の下に三猿が並んでいます
たいへんおそろしい姿をした青面金剛さんです
目に見えない病気や邪悪なものから守ってもらうには
超強力なダークヒーローが求められたとおもいます
庚申さんは祠やお堂の中で 格子戸でしっかりと戸締めされていることが多いのですが
庚申さん自体が恐ろしい荒ぶる神なので 建物の中に封鎖してお祀りするといった意味もあるかもしれません
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