きょうは伊勢に行ってきました 伊勢には野天の庚申さんは少ないです
小ぶりなお堂や祠の中に安置されていて 細かな格子がピシッと嵌められています
それは 大切にされてみえる ということで よいのですが
写真が撮れないのです ファイバースコープを買おうかとおもいます
ちょっとユーモラスな庚申さんです 光背右側に「天童庚申」と刻まれています
大阪にそんな名前の歌い手さんもいますが
青面金剛は帝釈天の使いの金剛童子だといわれますから
とくに童形で作ったものかもしれません
右手の第一手が空手です はっきりそれとわかるのは この青面金剛さんが初めてです
右手第二手は如意かな
宝輪を持つことの多い左手第二手には宝珠を持ち 第一手は柄の長い戟を持っています
悟空のような逆立つ頭髪
そして頭光輪には火炎がついています
そこから細かな無数の光線が放射状に発しています
大津絵の青面金剛にも このような火炎付きの頭光輪が描かれてますね
額の三眼もよくわかります
青面金剛さんは 本当にいろんな造像があって おもしろいですね
ローカル色というのもありそうです
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