長泉寺の青面金剛 伊勢市佐八町

佐八町 そうちちょう と読むそうで
どんな意味があるのか 少し調べてみましたら
「沢地」「沢道」などの「さわち」から転訛したとのこと
地図を見ると 確かに 南部の丘陵と宮川との間の低湿な

庚申堂の中の青面金剛さんです
面白い庚申さんですね
光背の左右に
享保十二天丁羊二月
の刻銘が見えています
1727年といえば江戸中期の古い青面金剛さんです

一面四臂です
頭上に日月が浮かんでいます
右手には戟と剣かな
左手には宝輪と独鈷かな
光背の左側に鶏と 右側に人
お決まりの鬼が踏まれています

お顔がよろしいですなあ
後に更新碑が二基 並んで見えていますが
右の庚申碑には文化八年 左の少し青味がかった庚申碑には元禄七年の刻銘があるそうです

重たいカメラで撮ったのはこれ一枚ですわ
格子戸にへばりついて アイフォンでばかり撮っています
格子戸の隙間にスッポリ入るような 極小径レンズとかあったら買います

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