多気町の「弟国」「おうぐに」と呼びます
佐奈川を境にして その西側は「兄国」で こちらは「えくに」と呼びます
弟国にある曹洞宗のお寺 円楽寺に来ました
お寺はすでに廃寺となっているようで 境内に集会所が建てられています
境内地に残された祠堂の青面金剛さんです
三面六臂の青面金剛さんです
右手に箭と 剣かなと なんだろう?
左手に弓と 宝輪と なんだろう?
鳥居を誂えて しめ縄が張られています
真新しいシキミが供えてあります
多気町史を片手に 庚申さんを探し歩いていますが
廃寺になったお寺の多いことには驚かされます
多気町史の編纂は平成四年ですが 収載されているお寺の多くが この33年の間になくなっています
幕末から明治にかけての廃仏毀釈が第一次の仏教の受難期なら
今は第二次の受難期と言えるかもしれません
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