白山町上ノ村の正住寺
民家と変わらないような素朴で小さなお寺です
境内には六地蔵石幢があるので 寄らせてもらうことがあります
ずいぶん痛んでいますが 天和元年(1681)の刻銘が残る重制石幢です
江戸中期の初め頃ですね この時期を過ぎると重制の石幢はめっきり減っていきます
お寺の西隣の街道沿いに 山神さんらに混じって青面金剛さんが立っていました
舟形光背の中に刻まれた青面金剛ですが
摩耗が進んで像容は定かではありません
一面六臂でしょうか 持物は判然としません 邪鬼が踏まれていることがわかります
雨上がりで 石の色が美しいです
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