宝重寺の青面金剛 津市美杉町奥津

八知から名松線に沿って県道久居美杉線を南下していきます 比津の駅を越えて1キロほど進むと 右手に見えてくるのが波篭の集落です 在所の中の細い坂道を登っていって 登り詰めたあたりに鄙びたお寺が残っています こちらが宝重寺です

本堂の横の小さなお堂に 小さな石仏四基と並んで 庚申さんがお祀りされています

よく傷んでいますが 一面六臂の青面金剛です
光背上部に日月と
左手は人 法輪 弓のようです
右手は戟のような長い物と 左手に弓がありますから 多分箭
足元に鬼を踏んで その下に三猿が並んでいます

怒髪が天をついています
弥生人のように見えるズボン

左手に並んでみえる仏さんらはというと
庚申さんの左は 断裂してしまっていて ほとんど姿がわかりません
その左は地蔵さんですね たくさんの前掛けが掛けてあって 子安地蔵さんのようです
その左の立って合掌してみえる仏さんも地蔵さんでしょうか
一番左は薬壺を持った薬師さんのようです
薬師さん珍しいですね 密教系のお寺や曹洞宗のお寺でたまに見かけます

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