にわのしょうちょうと読みます
鎌倉時代に 新屋荘という荘園があったそうです
大正橋で雲出川を渡って 松阪に向かって県道をしばらく走ると
園芸屋さんを過ぎたところで左手に見える鳥居です
参道の奥に見えている森は 旧村社八重垣神社の旧社地です
権現前の須賀神社に合祀されて 現在は遥拝所になっています
さて 幟杭の隣をよくみると あまり見慣れないお姿の石仏がおいでです
自然石の表面を駒形を彫り窪めてあって その中に座っているのは大日さんのようです
石の右側面に紀年銘が見えます
『嘉永四亥正月吉日建之』1851年です
浦賀に黒船がやってくる二年前ですね
大日さんの裏側に回ってみると 地蔵さんと庚申さんが並んでいました
一面六臂の青面金剛でしょうか
左手に法輪を掲げていること
左右に三猿が控えていること
鬼が踏まれていることが辛うじてわかります
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