金剛坂の青面金剛 明和町金剛坂 

斎宮のあたり 何度も歩いているのですが
伊勢街道に沿ったいくつかの在所は 集落の南側に必ずといってよいほど 庚申さんがあります
今日訪ねたのは金剛坂の在所です
古い地図をみてみると ここも集落の南の境界にあたる場所です
かのえさるの方向は西南西にあたるので 
庚申さんはその方角に向けて立てられることも多いとおもうのですが
その理屈でいくと 集落の南側になりますね 

三面六臂の青面金剛です
ここはお堂に格子戸が嵌っていません
出入り自由な庚申さんは 珍しいですね

頭上に瑞雲のついた日月
右手に剣? 戟 箭
左手に人 法輪 弓
首には骸骨らしき首飾りを巻いています
この辺りの青面金剛には 法輪の彫りが不明瞭なものがありますが
ここ金剛坂の青面金剛さんの宝輪は はっきり彫られています

Y字路の角地で 睨みを効かしています
後の桜が咲いた頃に また来てみたいです

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