
今日も伊勢街道に沿って斎宮を歩いています
竹神社のすぐそばの宗安寺です
明治の頃の地図をみると 近くに学校もあって 当時の斎宮村の中心部にあたる地域です
ちなみに 元々 竹神社は1キロくらい西の竹川にありましたが
明治44年に旧斎宮村の25社を合祀して 野々宮が祀られていた現在の場所に移されたので
明治の頃の地図には載っていません

南に向いて開けた境内からみると 庚申堂が背中を向けて建っています
左に建っているお堂とは 正反対の方角を向いています
面白いなあ

失礼して格子戸を開けさせてもらいました
きれいな傷みの少ない庚申さんです
三面六臂の青面金剛
同じ斎宮の上野安養寺や中町や勝見庚申堂の青面金剛とよくにています
持物が薄い肉彫りにされています
見える範囲では左手の弓がうっすら見えるだけです
特に気になるのが 左手で掲げた法輪が たぶん彫られていないこと
斎宮のいくつかの青面金剛で 共通してみられます

斎宮の青面金剛
不思議やなあ

宗安寺を南から眺めると
庚申堂だけが境内の外を睨んでいるのがよくわかります
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