早馬瀬神社の青面金剛 松阪市早馬瀬町

「はやまぜ」と呼びます 伊勢街道の駅伝馬 はいま(早馬)に由来するといわれています
在所の中心部に お寺と神社が並んでいます 
明治のはじめ頃の地図には 現在地から200メートルほど西に神社の印があります
元々 在所には宇気比神社と神明社の二社があったといいますから
明治期に現在地に合祀されたのかとおもいます
南向きに建てられた神社の東隣に こちらは北を向いて庚申堂が建っています
周囲をアカメガシがぐるりと取り囲んでいます 青柴垣というのでしょうか
出入り口は鳥居で固めて 出られないように 封鎖のための装置にみえます

三面六臂の青面金剛です
ずっと堂内にあったのか 傷みは少なく 美しい像です

頭上に日月
右手に剣 三叉戟 箭
左手に人 法輪 弓
鬼が踏まれています
顔や体の正面だけ 朱で彩色されています

鬼 気の毒です
お猿や鶏の姿はありませんねえ

早馬瀬神社の青面金剛と書きましたが 大乗寺の青面金剛と書くのが正解かもです

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