大角常夜燈の青面金剛 津市白山町川口

白山中学校の東側 この道の突き当たりの藪の向こうは もう雲出川です
常夜燈のある空き地にに 石碑や祠が並べられています

中央の笠石を載せた庚申さん 面白いですね
ここも一面六臂の青面金剛さんです

笠石の下に日月が刻まれています
右手で人を持っているのが珍しいです
ここ以外ではまだ見たことがありません
左手に持っているのは索でしょうか あと法輪と弓です

足元で邪気が踏んづけられていて その下にお猿が三匹いるみたいです
うっすらと赤く彩色の痕が見えます
庚申の年に塗られたものでしょうか
次は2040年か この世にはいないな

視線を右へと移していくと 双体地蔵さんが立っていて 
その右に 今度は少し小ぶりな青面金剛さんが 小さな地蔵さんと並んでいます

舟形光背の高さが50センチくらいでしょうか 可愛らしい庚申さんです

この青面金剛も一面六臂ですね
右手は頭上に掲げた剣しかわかりません
左手は人と法輪を持っていることがわかります

左が大角の常夜燈です
右の石碑には
天明五乙巳年
と紀年銘がありました

コメント

タイトルとURLをコピーしました